『期待ギャップ』という言葉。
みなさんは馴染みがあるでしょうか。
私は一般的な言葉かと思っていましたが、監査業界以外では
あまり使用する事がない言葉の様です。
意味は
『実際に果たす役割と、期待されている役割の違いや差』
という事です。
監査業界では、監査というものがあまり一般的ではなく、公認会計士がどの様な役割を担っているかが社会的に十分認知されていないために、よく論点となる言葉です。
しかしこれは監査業界だけではなく、あらゆる業界に存在するものだと思います。
税理士も同様です。
税理士の方が
『私は税金に関する計算や、申告書の作成についてのプロです!!』
これが本質的な果たす役割だったとしても、
『税金以外にも会社の売上アップや資金繰りなどもアドバイスしてくれる人!!』
とお客様(社会)が思っていれば、そこに差が生じてしまいます。
もしもその差をきちんと理解して、ご期待に添えるように本質的な部分以外のサービスもご提供できなければ、
『期待外れ』となってしまいます。
(残念な税理士さんとして思われてしまう事でしょう。)
日頃からお客様としっかりコミュニケーションを取って、お付き合いしていく事が大切ですね。
『期待外れ』とならない様に、しっかりと会社の発展に貢献できる会計士、税理士でいたいと思います。
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